活動レポート

放置すると怖いストレートネック

ストレートネックとは、本来であれば自然な湾曲を描いているはずの頸椎(首の骨)が、真っ直ぐな状態になることを言います。 別名『スマホ首』とも呼ばれ、スマホやパソコン操作によって首が前へ出る姿勢を長時間続けることが大きな原因として挙げられます。 その他にも、ストレートネックになる原因は日常生活のなかに潜んでいます。

ストレートネックが引き起こす症状

ストレートネックの症状は、首の痛みや動かしづらさだけではありません。症状が長く続いたり、悪化したりすると、さらなる不調の原因になる可能性があります。
 
★筋肉疲労による重さ・だるさ・痛み
ストレートネックになると、体重の約10%の重みが首のまわりに集中します。その結果、筋肉が疲労して首や肩、背中の重さ、だるさ、痛みが引き起こされ、長時間のデスクワークや学習への障害となります。

★首コリや肩コリの悪化
ストレートネック は不自然な首の傾斜と骨の形によって、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。その結果、首や肩のコリも強くなるのです。そのままにしておくと、気力の減退など日常生活にも支障が出るようになります。

★手の痛みやしびれ、手の筋力低下
ストレートネックになると、頚椎と頚椎の間で衝撃吸収の役割を持つ「椎間板」に持続的に負担がかかるようになります。その結果、椎間板が押しつぶされて頚椎椎間板ヘルニアとなり、神経系の圧迫が起き手のしびれや手の筋力低下といった症状をきたします。その他、頚椎の変形(変形性頚椎症)によっても同じような症状がみられ日常生活に支障をきたし、治りづらい症状が出現することもあります。

★ストレートネックが原因の意外な症状
頭痛、吐き気、めまい、イライラ、不眠など首の上部に負担がかかると、緊張性の頭痛や吐き気、めまいなどが出ることがあります。また、首に集中する自律神経の機能が低下して、自律神経失調症などの原因になることもあります。

ストレートネックになる要因

●スマホやパソコンの使い過ぎ

スマホやパソコンを使う際画面を覗きこむような前傾姿勢になることが多く、そうすると頭が前に出て首が伸びた状態になってしまいます。
この状態が長時間続くことで、首に負担がかかりストレートネックに繋がります。
 

●長時間の悪姿勢

スマホやパソコンだけでなく、読書などの長時間うつむいた姿勢をとることはストレートネックのリスクを増してしまいます。
また、猫背は骨盤が後ろに倒れてしまい、バランスをとるために頭が前に出てしまう姿勢です。
この姿勢がクセになっている方は注意が必要です。
 

●高すぎる枕で寝ている

高すぎる枕を使っていると、寝ている間中首の骨の湾曲がなくなった状態の姿勢を保つことになります。
一晩中首や肩が緊張した状態になるため首こり肩こりに繋がり、使い続けることでストレートネックになる可能性も高めてしまいます。

ストレートネックを治すには

ストレートネックを改善するには

長期間の姿勢の乱れの結果として起こっているストレートネックです。
もはやこれは首だけの問題ではなくなっています。
長年の経験上マッサージやストレッチ、ボキボキ整体では治ることはありません。
 
その中でも一番の問題は体の中心軸の基準となっている第一頸椎の前方へのズレなのです。ここを正しい位置に戻した上で、骨格全体のバランスを調整しなくては治らないのです。
 
この第一頸椎は頭蓋骨の下に潜り込んでいますので外からは触れない骨なのでズレてしまうと矯正するのが困難な骨です。
 
当院でのバイタルリアクトセラピーによる治し方はコンピューターにより作り出される振動刺激により背骨に付いている骨格筋を神経的に刺激しニュートラルにして骨を正常な位置にもどします。
詳細は「バイタルリアクトセラピーとは」をご覧ください。